ゴールデンウィークに行きたい海外の穴場(オーストラリア)
一時は、ハワイを越えるほどの人気があったオーストラリアですが、何故かしら最近の海外旅行先としては少し順位が下がっています。
南半球は、季節が日本と逆で、日本の夏が冬であり、日本の冬が夏になることから、旅行がしやすいと思うかたもいれば、しにくいと思うかたもいらっしゃいます。
いずれにしても、オーストラリアは非常に広い面積を誇る大きな国ですので、少しくらいの旅行者が殺到したとしても、余裕で受け止めてくれます。
そういった意味でも、ゴールデンウィークの穴場の旅行先と言えるのですが、今回はもっと違った意味でもおすすめしたいのです。
オーストラリア観光の目玉のひとつであります「エアーズロック」ですが、2019年の10月26日から観光客の登山が禁止となります。
先住民族であるアボリジニの聖地であることが、その理由です。
加えて、これまでは「エアーズロック」という呼び方が主流でしたが、現在はアボリジニの呼び方である「ウルル」に変更されつつあります。
エアーズロックは、巨大な山のように見えますが、実は単一の岩なのです。
周囲が10キロメートルもあるので、もちろん世界最大級の岩です。
そしてこの岩は、1985年にアボリジニからオーストラリア政府へと貸出しされていたものなのです。
実際のところは、ずっと観光客に対して登山の禁止を呼び掛けていたにもかかわらず、現在も登山は禁止されていません。
それが、とうとう2019年に禁止となり、もう二度と登れる日は来ないと思われます。
ですので、オーストラリアやエアーズロックに、一度は行ってみたいと思っていながらも、まだ行っていないかたは、この機会に行ってみることを強くおすすめいたします。
しかし前述のとおり、現在でもアボリジニのみなさんは、エアーズロックに登って欲しくはないのです。
ですので、判断はあなたにお任せいたしますが、できるだけ登山はせずに、近距離から見学するだけに留めておいた方が良いかもしれません。
我々も、日本の聖地があるとしたら、外国人にズカズカを入り込んでほしくはないですよね。
そう考えれば、気持ちがよくわかることと思います。
オーストラリアは、大変広いですから、北部と南部では気温の差も大きいですし、エアーズロック以外にも数多くの見所があります。
日本からの飛行時間もそれほど長くないため、5日くらいの連休が取れれば、それなりに楽しむことができますし、10日くらいの連休がとれるのであれば、10日間でも飽きずに楽しむことができるのがオーストラリアです。
言葉は英語ですから、日本人には比較的馴染みやすい言語です。
いくつもの大都市があり、雄大な大自然もあり、日本が夏の時期にスキーやスノボができ、日本が冬の時期にダイビングやシュノーケリングなど泳げるビーチがあります。
日本では見たこともない動物たちがいて、ジャングルもありますし、砂漠もあります。
なんでもあるのがオーストラリアの魅力ですね。
ゴールデンウィークのオーストラリアは、徐々に冬に向かう季節でもありますから、暑いよりも涼しい時期に旅行がしたいあなたにおすすめの穴場です。
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